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【JACDS】不正請求点検、“なし”宣言できない状況

2017年10月18日 (水)

 日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は13日の定例会見で、調剤報酬の不正請求問題を受けて実施した自主点検の結果を公表した。それによると、自主点検票を回収した結果からは不正の事実はなかったものの、回収率が40%に満たず、ドラッグストア業界全体として「“不正の事実なし”と宣言はできない状況」(宗像守事務総長)との考えを示した。

 今回の自主点検では、約7800店舗の対象のうち、回答があったのは約2600店舗で、回答率は約37~38%と4割を切る状況だった。回答のあった約2600店舗のうち、疑義のあったものが8店舗あったが、宗像氏によると「この8店舗については追跡調査を行った。その結果、出題の意図が適切に汲み取られなかったもの」とし、「回答のあった約2600店舗については、不正はゼロだったと判断する」と述べた。


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