
「検体測定室」を設置するドラッグストアも増えている
指先から自己穿刺により採取した少量の血液により、糖尿病や脂質異常症などの健康チェックが可能になる「検体測定室」(ゆびさきセルフ測定室)のさらなる普及・定着に向け、生活者や同測定室の開設者などへ情報発信を行っている「検体測定室連携協議会」(検連協、座長:筑波大学医学医療系准教授・矢作直也氏)は、検体測定室におけるHbA1cの検査機器の精度管理に関する会員サービスを11月から開始する。
日本再興戦略により、セルフメディケーションの推進が国策となり、健康長寿社会の実現を目指して、セルフケア新習慣の入口となることを期待する新たな制度「検体測定室」が2014年4月にスタートした。現在、地域住民のファースト・アクセスの場として、健康に関する相談を幅広く受け付け、必要に応じて受診勧奨をするなど、健康に関する情報提供を積極的に行う“健康サポート機能”を有する薬局やドラッグストアが増えている。これに伴って、検体測定室も9月末時点で1569カ所(厚生労働省医政局地域医療計画課調べ)となっている。
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