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【京都桂病院】吸入デバイス、薬剤師が選択‐患者指導から一歩踏み出す

2017年11月17日 (金)

PBPMの枠組みで実現

 京都桂病院は、新たに吸入療法を開始する安定期慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の吸入デバイスの選択を薬剤師が受け持つ「プロトコールに基づく薬物治療管理」(PBPM)を昨年4月から実施している。通常は医師が吸入デバイスを選択するが、限られた診療時間内で様々な種類の中から最適なものを選び出すのは容易ではない。薬剤師が外来でCOPD患者との面談に時間を費やし、事前に医師と合意した基準に沿って最適な吸入デバイスの選択を行うことで、治療効果が高まると期待している。その効果を検証する臨床試験を並行して進めており、来年度には結果を公表できる見込みだ。

 気管支喘息やCOPDの治療には主に、エアロゾルやドライパウダーとして薬剤を直接吸い込む吸入療法が実施されている。薬剤と装置が一体化した吸入デバイスを用いるが、患者がうまく使えなければアドヒアランスは低下し治療効果が弱まってしまう。


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