厚生労働省は22日付で、新薬12成分25品目を薬価基準に収載する。内訳は、内用薬が5成分7品目、注射薬が6成分17品目、外用薬が1成分1品目。クロストリジウム・ディフィシル感染症の再発抑制を効能・効果とするMSDの抗菌薬「ジーンプラバ点滴静注」には原価計算方式を適用し、20%の営業利益率を上乗せした。15日の中央社会保険医療協議会総会で了承された。
▽ジーンプラバ点滴静注625mg(MSD):ベズロトクスマブ(遺伝子組み換え)を有効成分とし、クロストリジウム・ディフィシル感染症の再発抑制を効能・効果とする抗菌薬。原価計算方式で算定した。同剤は、クロストリジウム・ディフィシル感染症の再発リスクのある患者に抑制効果が認められたこと、既存薬と異なり新規作用機序を持つことなどから、平均営業利益率のプラス20%を適用した。
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