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主要医薬品卸の18年3月期中間決算‐パラダイムシフトへ対応急ぐ

2017年11月20日 (月)

 主要医薬品卸の2018年3月期中間決算が発表された。各社によって経営状況は異なるが概して厳しい決算内容となっており、通期予想も芳しくない。ジェネリック薬の伸長、C型肝炎治療薬の影響など市場環境や製品性質の大きな変化に加え、来年4月には診療報酬・介護報酬の同時改定を迎えるほか薬価制度の抜本改革も進められており、従来型の医療保険をベースとする医療用医薬品卸売事業を中心とした成長に限界を感じているところも多い。各社は、製造事業、調剤薬局事業、各種医療サービス、スペシャリティ薬流通、地域包括ケアシステムを見据えた介護等関連事業の展開など、ビジネスモデルの転換、創出に乗り出している。上期の連結、セグメント別の業績を示す。

表:メディパルホールディングス、アルフレッサホールディングス、スズケン、東邦ホールディングス、バイタルケーエスケー・ホールディングスの当期業績(上段)と通期予想(下段)

表:メディパルホールディングス、アルフレッサホールディングス、スズケン、東邦ホールディングス、バイタルケーエスケー・ホールディングスの当期業績(上段)と通期予想(下段)
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メディパルホールディングス

 連結売上総利益は1110億円(対売上高7.12%)、販管費は913億円(5.86%)で営業利益率は1.26%だった。

 セグメント別では、▽医療用医薬品等卸売事業(メディセオ事業)の売上高は1兆0354億円、売上総利益681億円(6.58%)、販管費618億円(5.98%)、営業利益62億円(0.61%)、▽化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業(PALTAC事業)の売上高は4948億円、売上総利益384億円(7.78%)、販管費260億円(5.26%)、営業利益124億円(2.51%)となっている。


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