関連検索: 医薬食品局安全対策課 副作用 注意喚起 添付文書改訂 低ナトリウム血症 日本製薬団体連合会 協和発酵
厚生労働省医薬食品局安全対策課は21日、夜尿症の治療薬酢酸デスモプレシン(商品名「デスモプレシン」)の経鼻製剤を使用した患者に重篤な低ナトリウム血症による痙攣が報告されたとして、同剤添付文書に警告欄を設け、注意喚起するよう日本製薬団体連合会を通じ、製造販売する協和発酵に指示した。
「警告」には、患者・家族に対し、低ナトリウム血症が発症する場合があることや「水分摂取管理の重要性について十分説明・指導すること」と明記。
「重要な基本的注意」に、「過度に飲水してしまった場合は本剤の投与は行わないこと。発熱、喘息等の飲水が増加する疾患を合併している場合は特に注意すること」とし、倦怠感や嘔吐など低ナトリウム血症を示唆する症状が現れた場合は、「直ちに投与を中断し、速やかに医師に連絡すること」とした。また、他の医療機関、診療科を受診する場合は、本剤投与中である旨を担当医に報告することも求める。
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