◆最近は異業種とのコラボレーションによって、新たな価値の創出を図る動きが目立つ。医療機器分野では、医学と工学の従事者間の連携を深め、医療機器や医療サービスの高度化を目指す「医工連携」も注目されている
◆製造業とサービス業とのコラボも増えている。サンスターでは歯周病リスクが高いとされるタクシードライバーの歯周病予防に向け、タクシー大手の日本交通と共同プロジェクトを開始した。液体ハミガキで毎日のケアをしてもらい、口腔内環境改善の効果などの結果を発信していく
◆日の丸交通では、J&Jの禁煙補助剤「ニコレット」による禁煙支援プログラム。同社のドライバーの喫煙率は約5割で、健康問題に起因する運転中の事故の問題、さらに利用者からドライバーのタバコ臭などの指摘もあり、喫煙率20%未満を目標に社内での禁煙啓発促進や表彰制度などを設けた
◆セルフメディケーションの趣旨は理解していても、なかなか実践しにくい。企業や組合が健康支援を後押しするコラボは、今後も積極的な展開を望みたい。
タクシードライバーの歯周病予防
2017年12月13日 (水)
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