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調剤に対する風当たり

2017年12月15日 (金)

◆2018年度診療報酬改定の議論が大詰めを迎える中、ここ最近の中医協や社保審で、調剤に対する風当たりが強まっている
◆8日の中医協総会では、日医の今村聡副会長が院内処方と院外処方で大きく異なるコストを問題視し調剤料について「早急かつ大胆に是正すべき」と主張。さらに、診療報酬本体における医科:調剤の配分比率「1:0.3」について、「固定する必要はない」と発言した。これは異例のことだが、医薬分業のメリットを示すことができない状況で、処方箋付け替え請求などの不正事案が相次ぎ、付け入る隙を与えてしまったようだ
◆前回改定のように、「1:0.3」に切り込む姿勢を示しつつ、「外枠」メニューなどを駆使して「何とか維持」という結果になる可能性もあるが、2年ごとに訪れる改定のたびに日医の顔色をうかがうのであれば、一体、どこを見て仕事をしているのかということになりかねない
◆自分たちが進むべき方向も見失ってしまわないためにも、大きな方向転換が必要になってくるのかもしれない。



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