川柳では「忖度」系が目立つ
日本医薬品卸売業連合会はこのほど、2017年の業界十大ニュースと川柳ベストテンを発表した。
十大ニュースでは、薬価制度の抜本改革、オプチーボ薬価半減、偽造品流通など、話題に事欠かない1年間を現す内容となった。川柳では、流行語大賞にもなった忖度系が目立つ。
業界十大ニュース
- 1位:厳しい薬価制度抜本改革がとりまとめられる
- 2位:16年度医療費、C型肝炎治療薬の影響で14年ぶり減少
- 3位:後発医薬品数量シェア目標 2020年9月までに80%
- 4位:大型医薬品の後発医薬品が続々新発売
- 5位:「セルフケア卸将来ビジョン」を発表
- 6位:大手メーカー、長期収載品を他会社へ販売移管
- 7位:C型肝炎治療薬の偽造品が流通
- 8位:「オプチーボ」の薬価を50%緊急引き下げ
- 9位:かかりつけ薬局・健康サポート薬局始まる
- 10位:メーカー・卸が地域包括ケアで新たな価値模索
川柳ベストテン
- 1位:返品の/箱六面に/目を凝らす
- 2位:残業を/減らす会議で/残業だ
- 3位:卸業/忖度しても/損たくさん
- 4位:尽くしても/忖度されない/入札は
- 5位:改定が/頻回過ぎて/暫定です
- 6位:品目が/増えると同時に/売上減
- 7位:「ちがうだろー」/空前絶後の/ハーボニー
- 8位:いつだって/「患者ファースト」/医療人
- 9位:「いいね!」より/「良い値」(いいね)のほうが/ありがたい
- 10位:配送を/頻回してたら/改定も