
解熱鎮痛薬「ケロリン」の内外薬品(本社富山市、笹山敬輔社長)は、配置販売事業や医薬品製造受託事業を展開する廣貫堂(本社富山市、塩井保彦社長)、医療用・一般用医薬品製造販売の大協薬品工業(本社富山市、石黒淳一社長)と、3社共同出資による新会社を設立することで合意した。新会社の名称は「富山めぐみ製薬」で、配置薬事業を基盤とした医薬品の製造販売事業を行う。内外薬品ではOTC医薬品販売事業および製造部門など、全ての事業を新会社に移管する。
内外薬品、廣貫堂、大協薬品の3社は昨年5月、共同事業会社設立に関する基本合意書を締結し、プロジェクトチームで事業計画を協議してきた。昨年末に3社で最終的に合意し、基本合意書の締結に至った。共同出資による新会社「富山めぐみ製薬」は、富山市三番町3の10に本社を置き、代表取締役社長には内外薬品の笹山敬輔社長が就任する。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。