厚生労働省は、アレルギー疾患の疫学研究や治療開発、臨床研究を長期的に推進するため、「アレルギー疾患研究10カ年戦略」(仮称)をまとめる方針を、22日のアレルギー疾患対策推進協議会に示した。今年春以降に検討会を立ち上げ、3回程度の議論を経て秋頃までに戦略をまとめる予定である。
政府のアレルギー疾患対策基本指針では、疫学調査、基礎病態解明、橋渡し研究の活性化を含む治療開発、臨床研究の長期的・戦略的な推進に取り組むことが必要と明記され、国が中長期的な戦略の策定について検討を行うこととしていた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。