◆この週末に世間を騒がせた話題として、仮想通貨の企業が一瞬で580億円を消失した事件がある。集められた仮想通貨をインターネットに接続したまま管理していたことでハッキング被害に遭ったようである
◆最もセキュリティが高いと言われるアメリカ国防総省(通称ペンタゴン)でさえ高校生にハッキングされた過去があるのだから、安全性レベルから見れば日本の民間企業などは論外だろう。どこかの自動車保険のCMではないが、「甘く見てはいけない」典型例だ
◆他産業の企業も対岸の火事ではない。一部を除いて、今やインターネットなくして企業活動は存続できない。医療、医薬でも、昔は判読困難な文字で書かれていたカルテも電子化され、病歴、検診結果、処方箋や薬歴もネット上でのデータ移動、ネットにつながったコンピュータで管理が行われているところも多かろう
◆業務上、効率的で便利になった反面、一旦セキュリティを突破されれば重大な結果を生む危険性をはらんでいる時代になったことを肝に銘じなければならない。
「甘く見てはいけない」
2018年01月31日 (水)
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