花粉症の発症要因等の解析目指す
順天堂大学は、花粉症の発症要因の解明と自己管理による予防啓蒙を目的とした、花粉症予防アプリケーション「アレルサーチ」を発表、公開した。花粉症の自覚症状アンケート、QOLアンケート、目の赤み測定による花粉症レベルの計測、花粉症の流行状況マップなどの機能を盛り込み、アプリはApp Storeから無料ダウンロードできる(対象はiPhone上のアプリ内で同意を得た人のみ)。スマートフォンを用いて、花粉症発症要因のビッグデータ解析につなげる初の試みとして注目される。
花粉症予防アプリ「アレルサーチ」は、Apple社が医学研究をサポートする目的で開発したオープンソース・フレームワークの「ResearchKit(リサーチキット)」を使用。研究代表者の順天堂大学医学部眼科学講座の猪俣武範助教を中心に、これまでにもResearchKitによる様々なアプリ開発の実績を持つヘルスケア支援事業会社のメディカルローグ社(東京港区)が、ソフトウェア、アプリケーションの開発に協力した。
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