TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【田辺三菱製薬】ワクチンで1000億円目標‐海外の臨床開発成否がカギ

2018年02月28日 (水)
村上氏

村上氏

 田辺三菱製薬取締役常務執行役員育薬本部長の村上誠一氏は23日、大阪市内で開いた記者懇談会で同社が注力するワクチン事業の将来像を示し、2030年頃には「1000億円以上の売上高を達成したい」と語った。目標達成のカギを握るのは、海外で第III相臨床試験段階にあるインフルエンザワクチンの成否だ。今春に試験を終え、今年夏ごろにはその結果がまとまる見通し。来年初頭に承認を申請し、20年に米国などで発売する青写真を描いている。

 同社は、子会社のメディカゴが持つ植物由来ウイルス様粒子(VLP)製造技術を活用し、海外でワクチン開発を進めている。その先頭を走るのが、成人を対象とした季節性インフルエンザワクチンの第III相臨床試験。プラセボを対照群とし合計1万例を目指して昨年8月から開始。米国、カナダ、ドイツ、イギリス、フィンランド、タイ、フィリピンの7カ国で実施している。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術