薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は4月25日、アストラゼネカの抗PD-L1抗体「イミフィンジ」など3件の承認を審議し、了承した。
審議品目
▽イミフィンジ点滴静注120mg、同500mg(アストラゼネカ):新有効成分のデュルバルマブ(遺伝子組み換え)を含有し、「切除不能な局所進行の非小細胞肺癌における根治的化学放射線療法後の維持療法」を効能・効果とする。
免疫チェックポイント阻害剤で非小細胞肺癌の適応を持つオプジーボ、キイトルーダ、テセントリクは、切除不能な進行・再発のケースに用いるが、同剤は位置づけが異なり、白金系抗癌剤を用いた化学放射線療法後に疾患進行が認められなかった非小細胞肺癌患者の「維持療法」として用いる。
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