TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【第一三共】期待の抗癌剤「キザルチニブ」、第III相の関門を突破

2018年05月11日 (金)

 第一三共は、FLT3-ITD変異を有する再発・難治性の急性骨髄性白血病(AML)を対象としたFLT3阻害剤「キザルチニブ」の国際共同第III相試験「QuANTUM-R」で、既存の化学療法剤に対し、全生存期間を有意に延長し、主要評価項目を達成したと発表した。この結果を受け、国内を含めグローバルでキザルチニブの承認申請に向けた準備を開始する。重点領域に位置づける抗癌剤開発では、後期段階の臨床試験で有効性の主要評価項目をなかなか満たせず、試練が続いていた同社だが、キザルチニブで関門を突破した。

 同試験は、欧米、アジアのFLT3-ITD変異を有する再発・難治性のAML患者367人を対象に実施した。初回寛解導入療法後のAML患者を、キザルチニブと既存の化学療法剤のいずれかに割り付けたところ、キザルチニブ群で全生存期間を延長した。試験結果の詳細は、今後学会で公表する予定。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術