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【薬事日報 薬大・薬学部調査】入学者数は安定傾向続く‐大学別でなおもバラツキ

2018年05月25日 (金)

4年制は定員数が減少

 全国の薬科大学・薬学部は、今年度から新たに山陽小野田市立山口東京理科大学が加わり75校と過去最多となった。これに伴い総定員数は前年度(1万2705人)より58人増の1万2940人となった。入学者数は1年次に学部入学者数が確定しない3大学を除く72校(定員1万2705人)で、1万2320人(定員比97.0%)と今年度も全体的には安定した状況が続いている。また、北海道薬科大学は今年度から北海道科学大学へ統合され同大薬学部として新たな一歩を踏み出した。本紙調査で明らかになった。

 表:2018年度 薬科大学・薬学部入学状況(学部編)

 今年度の薬科大学・薬学部の入学定員は1万2940人で、山口東京理科大薬学部(定員120人)の新設はあったものの、一部大学での定員削減などがあり、前年度より58人の増加にとどまった。2012年度以降、定員数は1万3000人台を下回ったが、19年度に岐阜医療科学大学が薬学部(6年制、定員100人)を新設する計画であり、再び大台に乗る可能性は高い。


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