厚生労働省は5日、協和発酵キリンの持続型G-CSF製剤「ペグフィルグラスチム(遺伝子組み換え)」(製品名:ジーラスタ皮下注)など12品目について、添付文書の「使用上の注意」を改訂するよう製造販売業者に要請した。
ペグフィルグラスチム(遺伝子組み換え)、「フィルグラスチム(遺伝子組み換え)」(グラン注射液、同シリンジ:協和発酵キリン)とそのバイオ後続品、「レノグラスチム(遺伝子組み換え)」(ノイトロジン注:中外製薬)については、重大な副作用の項に大型血管炎(大動脈、総頸動脈、鎖骨下動脈等の炎症)を追記。直近3年間で大型血管炎関連症例が計20件集積したことから、専門家の意見を踏まえて添付文書の改訂が適当と判断した。
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