◆先月23日の中医協総会で、2018年度調剤報酬改定の影響を把握するために実施する「特別調査」の項目や進め方などが了承された
◆今後、薬局、医療機関、患者を対象に、かかりつけ医とかかりつけ薬剤師・薬局の連携方策を含めた残薬、多剤・重複投薬の状況や削減効果、かかりつけ薬剤師指導料の取得状況、いわゆる大型門前薬局の評価適正化などの現状と効果などについても検証することとなった
◆薬剤の削減効果もさることながら、病院・地域を舞台としたチーム医療の中で、薬剤師の存在価値を示すためには、医師にとって重要な情報をフィードバックし、薬剤師ならではの責任ある提案を積極的に行っていくことが重要になる
◆患者の検査値を見ながら、服用している薬剤の適正な用法・用量を考え、提案するといった取り組みは、その最たるものと言えるが、そのためには、医薬品、患者に関する情報を常に収集しておく必要がある。特別調査の有無にかかわらず、情報収集に基づく責任ある提案に本気で取り組んでもらいたい。
薬剤師ならではの提案が重要に
2018年06月15日 (金)
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