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漢方ポリファーマシー

2018年06月13日 (水)

◆先日開かれた第69回日本東洋医学会学術総会の一般演題で、漢方薬処方のポリファーマシーに関する報告を地野充時氏(千葉中央メディカルセンター)が行った
◆地野氏は初診時に、他院の4科から各1種類の漢方薬、薬局から勧められて購入した2種類の計6種類の漢方薬を服用している患者を経験。漢方薬でも過剰な処方、服用が行われている現状があることを指摘。関連薬局の調査でも漢方薬が2方剤以上処方されているケースが約10%あったという
◆漢方ポリファーマシーの問題点として、病名漢方的に処方される場合、伝統医学的に反対の方剤を同時に服用するケースもあり、漢方治療の方向性が不明瞭になると指摘。構成生薬の重複による副作用も上昇する危険性もあるという
◆近年、多くの医師が漢方薬の処方経験があるとされ、専門医でなくとも病名漢方として気軽に処方されている。今後、医師が有効、安全な漢方治療を行うためにも、調剤する側の薬局薬剤師も漢方薬ポリファーマシーを抑制できるだけの知識習得が必要になりそうだ。

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