関西医薬品協会は、7月19日13時30分から大阪薬業クラブで「ドーピング」をテーマに「消費者くすり相談業務に関する講演会」を開催する。
同講演会は、くすり相談研究会が中心となって、会員会社におけるくすり相談窓口担当者への啓発活動ならびに資質向上を目的としたもの。毎年、定期的に時期を得たテーマを選定して開催している。
わが国では、不正に禁止物質を使用したわけではないのものの、不注意から市販薬を服用した結果、ドーピング陽性と判定される「うっかりドーピング」が原因で選手生命を絶たれる、または五輪代表選手資格が剥奪されるなど不幸な事件が垣間見られる。
2019年にラグビー・ワールドカップ、20年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、これに連動してドーピング禁止法案立法化に向けての動きが見受けられる。そこで、18年度のテーマとしてドーピングを取り上げることになった。演題と演者は次の通り。
▽アンチ・ドーピングの基礎知識とJADA公認スポーツファーマシスト―薬剤師会アンチ・ドーピングホットラインの相談内容から注意すべきこと=鈴木波留子氏(大阪府薬剤師会薬事情報センター室長)
▽わが国におけるスポーツサプリメントのアンチドーピング認証プログラムの実態=青柳清治氏(ドーム執行役員)
問い合わせ先は、関薬協(TEL06-6202-5633)