◆エバラ食品工業ではこのほど、子供からシニアまで724人の男女を対象に「食事と栄養に関する意識と実態の調査」を実施した。その結果によると、小学生の37.1%が“やせ傾向”であることが明らかになった
◆成長期の子供は体が小さくても大人並みに栄養が必要だといわれている。医学博士で管理栄養士の本多京子氏は「10~11歳の子供は男女とも20~40代の成人女性よりエネルギーを必要とする」と指摘する。必要な食事量を与えていないケースも多いと、注意を呼びかけている
◆一方、「基礎調味料をうまく使いこなせない」という質問で“かなり当てはまる”との回答は、やせ傾向の子を持つ親の方が標準体形の子を持つ親と比べて2倍以上多い。「料理のレパートリーが少ない」との回答も1.5倍以上に上る
◆この調査結果は、親の“食に関する知識の差”が子供の体形に影響を与えていることを示唆するもの。子供たちが健やかに成長できるよう、親は責任を持って、“食に関する知識”を学び、習得していく必要性があることを感じた。
料理上手は子育て上手
2018年08月17日 (金)
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