調剤関連機器メーカーの大同化工(本社守口市)は、分包機に直接、錠剤・カプセルを投入することで業務効率の改善に役立つ「トリダスPRO」を新発売した。
従来品の「トリダス」では、薬を取り出してから手で分包機の錠剤マスに撒くため「二度手間になる」という声があった。新製品の「トリダスPRO」は取り出し口にロートが付いており、錠剤マスに直接錠剤をセットできるなど、簡単に作業を行えるようになった。分包機の錠剤マスに錠剤をセットする速さを従来品と比較したら、時間が約4割短縮できたという。
取り出せる錠剤の大きさは、直径5~10.5mm程度。取っ手はトリガー式の疲れにくい構造で、ロート部分は取り外して水洗いが可能。税別定価は3800円。