◆国立がん研究センターと全国の自治体が協働で乳癌検診受診勧奨施策「希望の虹プロジェクト」を実施する。乳癌に罹患する女性は年間6万人以上で、50年前の50人に1人に比べて現在は14人に1人と大幅増加。乳癌による死亡者は、年間約1万3000人(発症者の30%程度)に上り、女性の癌死亡原因の4位
◆同プロジェクトでは、44都道府県約360市区町村と協働し各自治体の乳癌検診助成対象住民約86万人へ検診受診の個別通知を今月初旬に送付。NHKの全国放送番組「ガッテン!」でも、乳癌に関する基礎知識、検診の利点・限界や、同個別通知はがきを紹介して、乳癌検診受診を呼びかける
◆番組放送後には、その前後での乳癌検診申込数や受診者数を比較し、テレビ番組と個別通知との組み合わせによる受診勧奨の有効性について検討する
◆今後は、この先行事例を自治体などに広く周知し、様々なマスメディアと個別通知との組み合わせを検討していくが、こうした試みが乳癌患者の減少につながることを期待したい。
「希望の虹プロジェクト」実施
2018年09月28日 (金)
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