
佐藤製薬は、膝関節の動きの悩みを緩和するグルコサミン塩酸塩を配合した機能性表示食品「サロメグルコ」を新発売した。加齢と共に減少しがちなグルコサミン塩酸塩を、機能性表示食品最大の2000mg(1日摂取目安量の9粒中)配合している。同社の機能性表示食品としては、記憶力の維持や中性脂肪を低下させる機能を訴求した「サトウDHA&EPA」に続いて2製品目。今回の「サロメグルコ」を加え、「今後も生活者が正しい情報を理解した上で製品を選択できるよう、健康をサポートする機能性を分かりやすく表示した製品を増やしていきたい」(同社)とする。
関節は骨と骨をつなげている部分であり、膝・肘・肩・腰など身体の多くの部分に存在し、立ったり歩いたり、座るといった日常生活の動作に深く関わっている。グルコサミン塩酸塩には、関節軟骨部における抗炎症作用とヒアルロン酸産生促進作用を有することが報告されており、健全な関節機能維持のために重要な役割を担っている。
このグルコサミンは体内でも合成される物質だが、加齢と共に合成能力が低下するため、体内で減少していってしまう。また、グルコサミンはエビやカニ等の甲羅に多く含まれているが、普段の食事ではなかなか摂取しにくいため、不足しがちな成分といえる。
「サロメグルコ」は、膝関節の動きに悩みを抱える人のために開発された機能性表示食品で、9粒中にグルコサミン塩酸塩を2000mg配合しているほか、関節のスムーズな動きをサポートする成分と考えられているメチルスルフォニルメタン(MSM)や、ショウガエキスも配合した。
膝関節が気になって外出するのが億劫になっている人、ウォーキングや運動を楽しみたい人、階段の上り下りの際に膝の動きが気になる人、さらにはパップ剤・外用鎮痛消炎剤を使用している人にも勧めたい製品。税別希望小売価格は135粒3000円、270粒5400円。
一方、生理痛や頭痛などの痛みや発熱に効果を現すイブプロフェンを、1カプセルにOTC医薬品最大量の200mg配合したジェルカプセルの解熱鎮痛薬「リングルアイビーα200」(指定第2類医薬品)の新たなTVCMを、今月からスタートしている。CMは、雑誌「Can Cam」専属モデルとして活躍する堀田茜が出演する第2弾「雑誌の中から」篇で、痛みに悩む主人公が「リングルアイビーα200」により痛みから解放され、明るく元気な笑顔で撮影に臨むという作品。