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【日本調剤和歌山西薬局】「減薬提案書」を処方医に送信‐近隣病薬との連携も構築

2018年10月17日 (水)

多剤併用適正化で役割

用途を限定した書式を用いることで減薬を強調して伝えやすくなる

用途を限定した書式を用いることで減薬を強調して伝えやすくなる
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 日本調剤和歌山西薬局は、処方医に対して減薬を持ちかける定型書式「減薬提案書」を作成し、今年4月から活用を開始した。多剤併用(ポリファーマシー)の適正化が目的。服薬情報提供書(トレーシングレポート)でも提案は可能だが、用途を限定した書式を活用することで、薬局薬剤師からの減薬提案を医師に強調して伝えやすくなるという。減薬を提案した患者の次回診察日に病院薬剤師が外来で面談して聴き取りを行うなど、近隣にある和歌山労災病院の薬剤部との連携体制も構築した。

 同薬局の薬剤師は服薬指導時、患者に減薬希望の有無を確認。服薬や症状改善、副作用などの状況を聞き取る。減薬の必要があると評価した場合、その理由や薬剤名を減薬提案書に記載。トレーシングレポートに添付して医療機関にFAXで送信する。


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