政府の規制改革推進会議は12日に開いた本会議で、来年6月の答申取りまとめまでに改革を進めるべき重要事項を決定した。健康・医療等分野では、患者データの標準化を進めて医療機関同士の情報連携を強化することや健診データの提供促進などに取り組む。6月に決定された規制改革実施計画については、一部地域におけるオンライン服薬指導の実現などについて、厚生労働省など担当省庁から実施内容案と実施時期に関する報告を受けた上で、必要に応じて改善を求めることとした。
健康・医療・介護分野の重要事項に関しては、患者データの利活用が進んでいる現状を踏まえ、データを標準化して医療機関同士で情報連携の強化を進めることや、健診データの提供促進に取り組むことで患者・国民に役立てるようにする。さらに、民間ビジネスでも医療データを活用して患者・国民に貢献できるよう、制度改革に取り組むこととした。
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