日本病院薬剤師会が10月27日に開いた地方連絡協議会では、「薬剤師の地域偏在」が議題として挙がり、各県の取り組みが紹介された。
石川県病院薬剤師会の崔吉道会長は、能登半島をはじめとする県内中央部以外の地域は「地域偏在が深刻な状況にある」と指摘。石川県内では、「薬剤師が徐々に減っていき、ゼロになった」という病院薬剤部がいくつかあり、病院間の人事交流や地域の薬局との連携などを通じて当面の対応を行っていることを紹介した。
また、石川県病薬と石川県薬剤師会、石川県、北陸大学、金沢大学が連携して中高生を対象とした薬剤師セミナーを開き、現場で活躍する薬剤師の姿を紹介するなどの取り組みも示した。
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