◆日本製薬団体連合会の新会長に竹中登一氏(アステラス製薬共同会長)、日本製薬工業協会の新会長に庄田隆氏(第一三共社長)がそれぞれ選出された。新時代の経営者として華々しく登場した両氏が日薬連、製薬協という業界をリードする団体のトップに就任したことは、新時代の幕開けを象徴する出来事でもある
◆日薬連の竹中新会長は、ハルナールの開発にも関わるなど研究畑の出身。2000年に旧山之内製薬の社長に就任。05年には旧藤沢薬品との合併を実現させたことは周知の通りだ
◆他方、製薬協の庄田新会長は、旧三共の高藤鉄雄前社長から指名を受けて、03年6月に7人抜きで旧三共の社長に就任。課題だった業務改革を成し遂げたばかりか、05年に第一製薬との経営統合を決めたことは記憶に新しい
◆「研究開発型の製薬会社のトップには、薬が分かる人がふさわしい」とよく言われるが、竹中、庄田両氏ともまさにそれを実践した企業経営者。今度は業界団体トップでその手腕をどう発揮するのか。2人のリーダーシップに期待が集まる。
2人に期待
2008年05月26日 (月)
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