
東京有明医療大学で開かれた第51回学術総会
一般社団法人日本漢方交流会は、医師、薬剤師、鍼灸師、看護師、登録販売者など医療に携わる会員で構成され、東洋医学発展のために研究や情報交換、活発な交流を行っている。このほど都内で開催された第51回学術総会(共催日本生薬学会)では約300人の参加者を集め、「免疫と漢方」をテーマに特別講演や会員発表などが行われ、盛況を示した。吉本悟理事長は「会の目的にも掲げた“東洋医薬学の進歩普及に貢献し、さらには国民の健康の増進と保持に寄与する”ため、そして予防医療の一端を担うことのできる薬剤師の資質向上のためにも、今後も会員増に注力し、薬系漢方の輪をさらに広げていきたい」とし、来年度も引き続き事業(初学者のための漢方運用講座、漢方薬剤師育成研修会など)の充実を図っていく考えだ。
薬剤師を中心とした“薬系漢方の発展”を目標に掲げる日本漢方交流会は、漢方の進歩普及を志す賛助研究会9団体(九州漢方研究会、京都漢方研究会、近畿鍼灸漢方研究会、熊本漢方研究会、東海漢方協議会、東京漢方教育研究センター、徳島和漢薬研究会、日中医薬研究会関東支部、広島漢方研究会)で構成する。
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