あすか製薬の山口隆社長は、28日に都内で開いた決算説明会で、今年度下期の事業方向性について、「産婦人科領域にパワーを集中させていく」との方針を語った。10月以降に三つの新製品の発売・承認取得が続き、現在第III相試験実施中の子宮筋腫治療薬「ウリプリスタル」も含め、思春期、生殖年齢期、更年期、老年期のライフステージにおいて、特に生殖年齢期で新しい製品を投入していく計画だ。
産婦人科領域では、10月にノーベルファーマとの共同販促で月経困難症治療剤「ジェミーナ配合錠」を発売。日本で初めてレボノルゲストレルを含有する超低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤となっている。さらに12月には、ジェミーナ配合錠と同じ作用機序、同じ適応症であるオーソライズド・ジェネリック「フリウェル配合錠LD、同ULD『あすか』」の発売を予定しており、月経困難症治療剤の選択肢を広げる。
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