日本ジェネリック製薬協会の澤井光郎会長(沢井製薬社長)は23日、都内で開催した賀詞交歓会であいさつし、5月に新元号がスタートし、2020年にジェネリック医薬品(GE薬)の数量シェア80%を達成できれば、「ポスト80%時代が訪れる」と新たな時代の幕開けになると強調。その上で、薬価制度改革で議論されている毎年薬価改定については、「最も影響を受けるのがGE薬業界であり、売り方を変えていかないといけない」と述べ、今秋にはジェネリック業界の産業ビジョンを改訂し、発表する予定だ。
澤井氏は、平成の30年間について、「平成という時代はGE薬を表舞台に立たせてくれた」と振り返った。08年に医薬工業協議会から日本ジェネリック製薬協会への団体名変更、後発品の安心使用アクションプログラム、後発品使用促進ロードマップなどで国がGE薬の数値目標を策定し、「GE薬が大きく成長し、浸透した」と語った。
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