鳥居薬品は、2019~21年の3カ年中期経営計画を発表した。国内の厳しい市場環境に加え、米ギリアド・サイエンシズと締結していた抗HIV薬6製品の国内での独占的販売権に関するライセンス契約が終了する影響が大きく、収益の大幅な悪化が避けられないことから、中計期間中の3年間は赤字が続くと想定。赤字に転落すれば、同社では初になると見られる。次期中計初年度となる22年度に黒字転換を目指す。
前中計は最終年度の18年度に売上高620億円、営業利益80億円を計画していたが、薬価制度の抜本改革による影響を受けながらも、売上高625億円、営業利益90億円と目標を上回った。
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