富士フイルム和光純薬は18日、試薬事業のさらなる拡大を図るため、創薬支援業務や検査業務の受託サービスを行う完全子会社「富士フイルム和光バイオソリューションズ」を設立した。今春から受託サービスを開始する。営業活動は富士フイルム和光純薬が担当する。
新会社は、福島県福島市にある福島県立医科大学内に設置し、資本金は5000万円。富士フイルム和光純薬のライフサイエンス試薬開発部部長の藤原淑記氏が社長に就いた。社員は数人程度だが、受託サービス開始時には10人程度まで拡大する計画だ。現在、富士フイルム和光純薬が提供する受託サービスとして10億円程度の売上高がある。
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