MR認定センターは、MR認定取得後の継続教育を支援する目的で、10月に製薬企業向けに初の継続教育資材を発売する。MRであれば誰でも知っておくべき疾患知識を身につけられるよう、第1弾としてメタボリック症候群、来年10月には乳癌に関する教育資材を発売する予定。MRを取り巻く厳しい環境に対し、業界全体でMRの継続教育に取り組む必要があると判断した。近澤洋平事務局長は、19日に都内で開催したセンターミーティングで、全MRへの教育資材の導入を目指し、「MRが最近変わったと医療従事者から言われるようになりたい」と語った。
同センターでは従来、MR認定試験合格を目的に導入教育用のMRテキストを提供していたが、その後の継続教育は各社の人材育成の方針に委ねられていた。昨年4月に継続教育の充実に向けたプロジェクトチームを発足し、今年3月には「MR継続教育ガイドライン」を大幅に改定し、教育担当者向けの解説書となる「MR継続教育の進め方手引き」をホームページで公開する予定としている。さらに、継続教育用資材を作成し、10月に発売する。
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