◆年齢に関係なく、元気なうちは働きたい――。働く60代男性の9割以上がそう考えていることが、花王の生活者研究センターが実施した調査で明らかになった
◆超高齢社会の進行や労働力人口の減少を背景に、2013年には65歳までの安定した雇用確保が企業に義務づけられた。総務省の労働力調査(17年平均)によると、既に男性の就業率は60代後半でも5割を超えているという
◆働く60代男性の「仕事をしている理由」(花王調査)を尋ねた結果では、60代前半は「生活維持のため」が7割を超えていたが、60代後半では「健康のため」「人との交流ができる」などの回答が増加し、「生活維持のため」は約5割に減少した。仕事が健康維持や生きがいなど、人生をより良く生きる手段の一つとなっていることがうかがえる結果と言えよう
◆最近は「人生100年時代」といった言葉を耳にする。人生100年で考えれば、60代はまだ折り返し地点を少し過ぎた程度。これまでの経験や知識を活用し、若年や壮年とは違った色や味で活躍し続けてほしい。
人生100年時代の60代
2019年02月25日 (月)
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