武田薬品は、昨年12月に国内研究拠点「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)を拠点に企業や団体を公募し新規ビジネスを検討する「湘南会議」の第1期プロジェクトを開始し、参画企業8社とメタボリック症候群(メタボ)の改善に向けた新たなビジネスモデルを構築することに合意した。今年度中にサービスの具体案を検討し、来年度以降に科学的なエビデンス構築やサービスの詳細化を目的としたパイロット試験を開始する予定だ。また、認知症をテーマとした第2期湘南会議の参画企業の公募を4月から開始する。
湘南会議は、未病のビジネス化を目指した民間企業が参画するコンソーシアム。第1期では、武田薬品、武田コンシューマーヘルスケアに加え、保険会社のアフラック生命保険、SOMPOホールディングス、日本生命保険、広告代理店大手の電通、日用品メーカーのライオン、美容・ヘルスケア事業のRIZAPグループの8社が参画している。
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