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【バンダイナムコ】ゲーム会社が医療分野に参入‐“遊びの効用”で問題解決へ

2019年03月07日 (木)

アステラスと運動アプリ開発

西本氏

西本氏

 バンダイナムコエンターテインメントは、医療・ヘルスケア領域に本格参入する。昨年10月に、アステラス製薬と継続的な運動が必要な生活者を支援するスマートフォンなど向けアプリに関する共同開発契約を結び、運動支援アプリの開発に着手した。生活者が健康を維持するための運動プログラムの実践が重要な一方で、継続性が課題となる。医療・ヘルスケア企業の生活者を飽きさせない運動アプリ開発に対し、エンターテイメントの視点から問題解決を目指す。経営企画室経営企画部の西本泰大氏は「医療・ヘルスケア領域は遊びのない領域であり、ビジネスとしても可能性が大きく広がっている」と意欲を示した。

 ゲーム会社として事業展開する同社は、ゲームセンター用や家庭用のゲームを開発している。任天堂の家庭用ゲーム「Wii」にダンスゲーム「ハッピーダンスコレクション」、ゲームセンター用に「太鼓の達人」など、体を動かすゲームが特徴である。


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