厚生労働省は、2018年度診療報酬改定の検証調査結果をまとめ、27日の中央社会保険医療協議会総会に報告した。医療従事者の負担軽減、働き方改革推進の評価に関する実施状況調査では、18年度改定で新設された「入院時支援加算」の算定施設が23.1%だったことが分かった。
同加算は、入院予定患者に入院前の外来段階で服用薬剤を確認するなどの取り組みを評価するもの。昨年9月中に23.1%の施設が算定しており、36.8%が「算定しなかった」と回答した。算定施設のうち、薬剤師が関与していたのは69.2%で、30.8%は関与していなかった。加算の算定に関与した薬剤師のうち、46.9%が「病棟薬剤業務を担当する薬剤師」で、「その他の薬剤師」が63.0%だった。
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