厚生労働省は、健康で活動的に生活できる期間を指す健康寿命に関する延伸目標や課題などを検討する「健康寿命のあり方に関する有識者研究会」の報告書を公表した。2040年までに健康寿命を3年以上延伸することや、健康寿命に大きな影響を与える具体的な傷病や生活習慣に関する指標(KPI)を設定することなどが必要としている。厚労省は、報告書の内容を健康関連施策に活用する方針だ。
報告書は、健康寿命を伸ばして持続的な社会保障制度を構築するための施策を盛り込んだ「健康寿命延伸プラン」が今夏をメドに策定される予定であることを踏まえ、昨年末から今年2月にかけて研究会で健康寿命に関する延伸目標や課題などを検討し、議論内容をまとめたもの。
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