東北エリアでドラッグストアを展開する薬王堂の2019年2月期決算は、新規出店27店舗(退店1店舗)の寄与や、ESLP(エブリデイ・セイム・ロー・プライス)推進により粗利率が安定したこともあり、売上高は前期比10.5%増の918億1000万円、利益面も、営業利益が10.2%増、経常利益が4.1%増、当期純利益が0.9%増と伸長し、増収増益を達成した。今期(20年2月期)は、過去最高となる34店舗を出店する計画。
19年2月期の既存店売上高は計画に未達だったが、前期比3.7%増となり、既存店前年クリアは47カ月連続となった。既存店の客数は3.0%増、既存店の1人当たり買上点数は0.8%増だった。新規出店の27店舗は当初計画通りで、内訳は青森6、秋田4、岩手6、宮城5、山形4、福島2という状況。このうち福島は同期が初めての進出で、期末時点の店舗総数は265店舗となった。
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