筑波大学は、医療アントプレナー育成プログラム「リサーチスタジオ2019」の参加者を5月11日まで募集している。同プログラムは、アカデミア発新薬等のシーズを技術移転し、起業につなげるための実践的な人材育成を行うもの。橋渡し研究から生まれた医薬品、医療機器などのシーズをもとに、大学が海外へのビジネス展開を意識した起業チームを支援するため、今年も6月11日から12月14日までの日程で開催する。募集人数は5チーム25人程度で、参加費は無料。
6月11~13日にブートキャンプ(集中講義)を開催し、医療アントプレナーに必要な開発戦略、知財戦略、ビジネスモデルなどの講義を受講後、6月19日から8月28日まで隔週のメンタリング・グループワークの前半を開催。標的製品プロファイルを作成し、9月中旬に中間発表として英語でのピッチ会を行う。
また、10月2日から12月4日までの後半では経験豊富なメンターと共にビジネスモデルを構築し、12月13日に最終発表を行う。12月14日に国際シンポジウムを開催し、プログラムは終了となる。優秀チームは、2020年2月頃に米国でのトレーニングプログラムに参加できる。
問い合わせは、筑波大学つくば臨床医学研究開発機構TR推進・教育センターのリサーチスタジオ事務局[TEL029-853-3630、E-mail:TR_info@md.tsukuba.ac.jp]まで。