「平成」から「令和」へ、時代が大きく変わろうとしているメッセージが伝わってきます。
医療・医薬品を取り巻く環境も人口動態・疾病構造の変化によって大きな曲がり角にさしかかっています。0402通知(薬剤師以外に調剤業務の一部を任せる)、薬剤師の配置基準(院外処方箋40枚につき薬剤師1人)が大きな話題になるなど、調剤の範囲・薬剤師の立ち位置などの議論が起ころうとしています。これらは医薬品の役割・医療における薬物治療の立ち位置が治療効果の高い医薬品開発によって治療の脇役から主役にもなろうとしていることが背景にあります。調剤の概念・薬剤師の職能という視点が採算性・労務管理など大きな壁に突きあたろうとしているのです。
今回の研究会は予告でも紹介したハーゲンダッツはじめ多くの企業をプロデュース、独特の視点で物事を捉える橋本氏が大きな課題を抱える医療産業に楔を打ち込み、令和の時代を先導していただきます。当たり前はもうないといわれる現在、「経営者はもちろん薬剤師・薬局スタッフ全員で未来を自らの手で作り上げなくてはいけない時代だ」と言われる。
橋本会長10月の日薬学術大会(山口)で特別講演が予定されています。
日時
2019月年5月16日(木)15:00~~17:00
会場
薬学ゼミナール「お茶の水教室」3階
東京都千代田区神田駿河台2-1-4(地図参照)
演題
調剤薬局が市場創出を始めるとき~医療産業におけるマーケティングのあり方~
講師
橋本 薫氏
((株)クラスAネットワーク会長・(株)エム・エフ・ディ社長)
参加費
会員(無料)、非会員:当日参加(3,000円)、学生:無料
*出欠連絡:(m.inoue@ytl.jp 井上:事務局)まで!
*会員の代理参加が出来ますのでご利用ください。
*当日の連絡先:田中(090-2417-0816)佐藤(080-1085-3211)
*終了後、懇親会があります。ご参加ください。
*準備の都合上出欠を5月13日(月)までにお願いします。
次回のご案内
*日時:2019年6月20日(木)15:00~17:00
*テーマ:OSCEをハイブリッドしたアクティブラーニング(仮題)~薬局窓口における患者対応力の質を保証する取り組み~
*講師:長谷川 仁志氏(秋田大学医学部教授)
主催
医療・医薬品情報研究会