
武田コンシューマーヘルスケアは、現代人の様々な疲れに対応する「アリナミン」ブランドから、パウチタイプの「アリナミンメディカルバランス」(指定医薬部外品)を新発売した(写真)。「アリナミン」は発売から半世紀以上にわたり、疲れの症状や疲れのシーンに合わせた様々な製品を提案してきたが、同社では「4月から働き方改革関連法が施行され、生産性向上や働き方の多様性が求められる中で、これまで以上に疲労の回復・予防ニーズが高まると考えられる」として、「令和」という新たな時代の始まりと合わせ、疲労の回復・予防の効能を持った“日本で唯一”の口栓付きアルミパウチドリンクを投入した。
近年、市場規模が拡大傾向を見せているパウチゼリー商品。その多くは、忙しくてゆっくり食事を摂れないような時に小腹を満たし、栄養・エネルギーを補給することを目的として飲用されているようだが、同社が行った調査(対象1400人)によると、こうした多忙な生活をおくるパウチユーザーは、疲労有訴率が高く、疲労ケアに対して高い関心を持っていることが分かった。
「アリナミンメディカルバランス」は、こうしたニーズに応えるべく、タケダが開発したビタミンB1誘導体「フルスルチアミン」に加え、ビタミンB2、B6、タウリン、ローヤルゼリーを配合しており、口栓付きアルミパウチドリンクとして“疲労の回復・予防”の効能を有した初めての製品となっている。
食品から摂取するビタミンB1は、壊れやすく、体内に吸収されにくいという性質がある。これを改良したのが、アリナミンシリーズに含有されているフルスルチアミンで、小腸などの消化管からよく吸収され、吸収された後に組織へよく移行する。そして細胞内で活性型のビタミンB1を多く生成するのが特徴。
新たにシリーズに加わった「アリナミンメディカルバランス」は、フルスルチアミンとビタミンB群、そしてタウリン、ローヤルゼリーを配合し、疲労の回復・予防によく効く。
飲みやすい流動性のある粘稠なゲル状の製剤で、爽やかなグレープフルーツ風味を採用。1袋(100mL)当たり109kcalで、税別希望小売価格210円。
新発売に合わせ、このほど「アリナミンメディカルバランス」ブランドサイト(https://alinamin.jp/amb/)を開設。また、広告面では若手俳優の岡田健史をメッセンジャーとして起用し、CM展開等により「疲労の回復・予防効果を中心とした製品価値を訴求していく」(同社)とする。