ユニケソフトウェアリサーチ(東京港区、山田猛社長)が販売するレセコン・電子薬歴・医薬品データベース一体型システム「P-CUBE i」は、調剤業務をサポートする様々な機能で多くの薬局の支持を得ているが、同社では新たなサービスを標準搭載した、レセコン・電子薬歴一体型システム「P-CUBE i Advance(ピーキューブアイアドバンス)」を、このほど新発売した。
同社では2013年秋に「P-CUBE i」シリーズを発売したが、今後予定されている「オンライン資格確認」「電子処方箋」など、ネットワークサービスの推進が不可欠になる状況を鑑み、基本システム「P-CUBE i」に、セキュアな通信基盤であるネットワークサービスや時代のニーズを踏まえたサービスなどを標準搭載した「P-CUBE i Advance」を新たにリリースした。
「P-CUBE i Advance」の標準搭載サービスの特徴は、[1]ユニケネットM(IPSec+IKEによる暗号化された通信で気密性を担保し、外部のトラブルを防ぐ)[2]英語おくすり説明書(外国人観光客や在留外国人向けの英語版おくすり説明書。レセコンの入力データと連携し、窓口帳票と共に印刷を行える)[3]電子調剤録(保存義務のある調剤録を電子化し、薬局内のぺーパーレス化を推進する)──など。これにより、オンラインコンテンツを活用した業務の効率化や、患者サービスの拡充を目的としたICT化の推進が期待される。