厚生労働省は22日付で、新薬11成分17品目を薬価基準に収載する。内訳は、内用薬が4成分7品目、注射薬が6成分8品目、外用薬が1成分2品目だった。藤本製薬の低セレン血症治療薬「アセレンド」と帝人ファーマのアデノシンデアミナーゼ欠損症用薬「レブコビ」、大日本住友製薬のアルキル化剤「リサイオ」に原価計算方式を適用。レブコビには5%の有用性加算と10%の市場性加算を付けた。15日の中央社会保険医療協議会総会で了承された(表参照)
▽ビバンセカプセル20mg、同30mg(塩野義製薬):新有効成分のリスデキサンフェタミンメシル酸塩を含有する小児の注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬。ヤンセンファーマの「コンサータ錠27mg」を比較薬とし、類似薬効比較方式Iにより算定。5%の小児加算を適用した。
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