◆経済産業省の職員に続き、文部科学省の職員が覚醒剤や大麻を所持したとして逮捕された。経産省職員は、省内の机から注射器が押収されるなど職場で使っていた可能性が指摘され、衝撃的な出来事であったが、今回の文科省職員も机から注射器などが見つかったという
◆国家公務員が相次ぎ職場で堂々と覚醒剤などの薬物を使用していた事実は衝撃的を通り越し、国を揺るがす危機と言っていい。先日来、芸能人の大麻使用での逮捕も相次いでおり、薬物汚染はかつてない危機的な事態にある
◆厚生労働研究班の調査結果では、薬物乱用の最多が大麻となり、10~30代の若者では「大麻容認」の考えが広がっていることに警鐘が鳴らされていたが、その懸念が現実のものになったどころか、国家公務員にまで覚醒剤が浸透している深刻な問題を浮き彫りにした
◆なぜ薬物に染まるのか。これまで薬物乱用防止の啓発活動が進められてきたが、かえって事態は悪化している。薬物乱用防止対策の抜本的見直しが必要な時期に来ている。
薬物汚染が危機的状況に
2019年05月31日 (金)
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