
クリストフ・ウェバー社長
武田薬品は、抗癌剤「リュープリン」の製造施設を大阪工場に新設する。設備投資額は約110億円で8月に着工し、来年8月に工事を完了する予定。既に後発品が発売されているものの、注射回数が少なくて済むキット製剤の優位性を見込んで生産能力を強化した。ロボット技術や人工知能(AI)を導入し、品質管理や生産効率を発展させる。
新製造棟は4階建てで建築面積は2900m2。21年度内に稼働を開始する予定。製造施設には、アイソレーター設備を導入して高度な無菌環境を整備する。ロボット技術を導入するなどオートメーション化を進めて、製造工程の中で人が介入する部分を減らす。
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