フォレストホールディングス傘下の医薬品卸「アステム」の吉村次生社長は、本紙の取材に対し、今期の営業戦略について「従来の品目軸から疾患軸にシフトすると共に、医薬営業本部とメディカル(ME)営業本部の組織の敷居をなくし、二次医療圏に見合った一体型の営業を進めていく」との方針を語った。また、全MSを社内認定制度であるMC(メディカルコミュニケーター)に移行させ、「医療者に対し、治療と経営の会話ができる営業スタッフを育成していく」考えを示した。
同社は、昨年から医薬に加え、ME分野のMC認定制度(社内資格試験)を開始している。医薬部門の営業スタッフは薬物療法に加え、診断、手技、医療機器、感染管理などの知識も習得し、疾患軸で医薬・メディカル一体型の営業提案を進めている。
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