厚生労働省は17日、医師の労働時間短縮を目的とした「医師の働き方改革を進めるためのタスクシフティングに関するヒアリング」を開き、日本医師会などから聞き取りを行った。日医は、病院薬剤師が不足し、患者に対する医薬品の説明など薬剤師の業務を医師がカバーしている現状を改善するため、病院薬剤師の確保に注力すべきとの考えを示した。
厚労省は、医師の長時間労働是正に向けた施策の一つとして、業務を他職種に移管する「タスクシフティング」を重要課題と位置づけている。そのため、移管できる業務内容、移管可能な理由、移管後の業務の質の確保などについて、日医や日本薬剤師会など30以上の団体から聞き取りを行うこととしている。
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